支店長弁護士インタビュー
八王子支店長 第二東京弁護士会田頭 博文弁護士
泉総合法律事務所 八王子支店長、田頭博文(たがしらひろふみ)弁護士のインタビューです。ご相談いただくにあたり、心がけていることなどをインタビューしました。
圧迫感を出さずにリラックスしてご相談に臨んでいただけるように配慮しております
――― まずは、八王子支店についてお聞かせください。八王子支店の事務所周辺の街の雰囲気や印象、駅からの道のりで、歩きやすさ・道の分かりやすさなど、来所しやすさにつながっている特徴をご紹介ください。
JR八王子駅からですと、北口を出て右に真っすぐの徒歩4分くらいのところにあります。京王八王子駅からですと、ほぼ目の前の場所にあります。八王子駅にはバスもありますので、公共交通機関は利用しやすいです。
八王子支店までの歩道は広く、しっかりと整備されております。支店が入っているビルにはエレベータも完備されておりますので、ご高齢の方、車いすの方などお身体の不自由な方でも安心してご来所いただけます。
事務所の近くには、著名なラーメン屋さんが多数存在する通りがあり、大手家電量販店も歩いて2分くらいのところにあります。さらにもう少し歩けば、八王子駅の繁華街や、昔の町並みを色濃く残した商店街にも行くことができます。大きな病院や神社、公園も近くにあります。
街全体の印象としては、JR八王子駅から商店街が放射状に広がっており、道路も広く区画整理もきちんとされており、開放的で落ち着いた雰囲気となっています。
――― 事務所の相談室の特徴をご紹介ください。また、ご相談者様のプライバシー配慮、相談しやすい雰囲気のために工夫していることがあればご紹介ください。
入り口を入ると左手が相談室になっています。相談室は広くスペースをとって、圧迫感を出さずにリラックスしてご相談に臨んでいただけるように配慮しております。長時間のご相談でも苦痛なくご相談頂けるかと存じます。
また、ご家族でお越しいただいても大丈夫なように、お席を5席、用意しております。
心置きなくお話いただけるような雰囲気作りに努めています
――― 田頭先生のご相談者様への対応についてお聞かせください。できるだけ早くレスポンスをするために、心がけていることや、ご相談者様と同じ目線で法律相談をするために、心がけていることなどをご紹介ください。
ご依頼者様よりお電話を頂いた場合には、1~3時間以内を目安に回答することを心がけています。また、メールを頂いた場合も、その日のうちに回答する事を心がけています。
なお、しっかりと調査した上での回答が必要となる場合には、調査に要するお日にちの目安をお伝えしたうえで、できるだけ速やかに回答することを心がけています。
また、特に緊急性が高い事案で事務所にいないときや休暇中の場合には、携帯電話を使って弁護士から直ちにご連絡を差し上げある場合もございます。
法律相談におきましては、ご相談者様のおかれた立場に立って物事を考えるようにしています。そうすると、ご相談者様が何に困っているのか、どういう解決方法が妥当なのかが見えてくるように思います。
それをご相談者様にお話しして、ご相談者様のご意見を伺いながら、解決方法を一緒に考えるという姿勢でご相談を承っています。
――― 法律相談で、ご相談者様と接する際、先生が大切にしていることや、事件解決にどのように取り組んでいきたいかの意気込みをご紹介ください。
ご相談者様が、いざ弁護士と話をするとなると、緊張して言いたいことが言えないという方も多いと思います。でも、弁護士としては、可能な限り思っていることをお話ししてもらいたいと思っています。
私は、ご相談者様のお話をお聞かせいただくという姿勢で臨み、ご相談者様が遠慮されることなく、どのような小さなことでも心置きなくお話ししていただけるような雰囲気造りに努めています。
また、弁護士としては若手の方に入りますので、フットワークを軽くして、速やかに有利な条件で解決できるように、メリハリをつけて交渉を行っています。
――― 先生にとって、事件解決に取り組む際のモチベーションとなっているものをご紹介ください。
ご依頼者様の抱える法的な問題を解決し、ご依頼者様に喜んでいただけることが一番のモチベーションになっています。
――― 法律相談における早期相談の重要性について、痛感したエピソードがあれば、ご紹介ください。
債務整理のご相談を受けた時に、支払督促による債務名義をとられた方がご来所されたことがありました。債務名義の中身を見てみると、お金の貸主である債権者の暴利貸付の事案で、その暴利のまま債権額が確定され債務名義となっていました。
闇金融の事案でしたので、支払督促が送達された時点でご相談に来られていれば、こんなに多額の債務名義を取られることはなかったのにと、残念に思ったことがあります。
もちろんその後の救済方法がないわけではありませんが、巻き返しには、時間とお金がかかってしまいます。
法律問題はできるだけ早めにご相談されることがとても重要だと思います。ぜひ、ご心配事があるときは、お早めにご来所頂ければと存じます。
――― 最後に、お聞きします。田頭先生は弁護士として、ご相談者様に何を提案又は提供したいとお考えですか。
法的に解決する方法は、ご依頼者様のおかれた状況やご意向を踏まえると、複数の選択肢が存在する場合がほとんどです。その複数の解決方法について、それぞれのメリット・デメリットをご提示させて頂いた上で、ご依頼者様のご意向を伺って、ベストな解決方法を模索し、それに向け誠心誠意取り組み結果を出していきたいです。
また、ご依頼者様のお気持ちの部分に関しましては、ご依頼者様のご納得のいく結果を獲得して、ご依頼者様に喜んでいただけることを第一に目指しています。
他方で、法律問題は相手方との交渉事ですので、ご依頼者様の100%ご希望通りの解決にならない場合もございます。そのような場合でも、できる限りのベストを尽くして、ご依頼者様のお気持ちが整理できるようにお支えしていきたいです。
――― インタビューは以上です。田頭先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。