交通事故

交通事故に強く、口コミが良い法律事務所・弁護士を見つける方法

交通事故に強く、口コミが良い法律事務所・弁護士を見つける方法

2000年の時点では2万人に満たなかった国内の弁護士の数は、2018年に入って4万人を超え、近年急激な増加傾向にあるとは言えます。

しかしながら、絶対数としては、現実の知り合いがすぐに頭に浮かぶほどには、まだまだ身近な存在とまでは言えないかもしれません。

かたや、昔は禁止されていた弁護士の広告が、2000年に解禁されたことにより、インターネット上では、簡単に、万人単位の弁護士の情報にアクセスができるようになりました。

この意味では、かえって情報の海に溺れ、どの弁護士を選べばよいのか迷ってしまうといったような事態に陥りがちな昨今ともいえるでしょう。

そのため、弁護士の選び方や探し方に関してお困りの方は、数多くいらっしゃるものと思われます。

ここでは、交通事故を得意とする弁護士の選び方や、その具体的な探し方をご紹介したいと思います。

皆さまが、交通事故に強い、そして相性が合って信頼のできる弁護士を選ぶための一助となれば幸いです。

1.弁護士選びの重要性

弁護士を選ぶにあたって、まず認識しておかなければいけないのは、弁護士資格を有しているということが、弁護士業務のすべての分野に精通していることを保証しているのではないということです。

例えば、医師の仕事が、内科、外科、脳外科……といった専門の科に分かれているのと同様に、(医師の世界における専門医制度のような仕組みはないものの、)弁護士の仕事にも、税務事件、労働事件、医療過誤事件……と、様々な類型が存在します。

つまり、交通事故の被害者としては、交通事故事件に精通している弁護士を探さなければならないと言うことです。

例えば、後遺障害が残ってしまった事案における訴訟の場面などでは、弁護士の実力次第で最終的な認定額に大きな差がついてしまうことが往々にして起こり得ます。その分野に精通している弁護士とそうでない弁護士とでは、訴状の段階で、損害項目の拾い方や損害額の算出の点で大きな差が出てしまうためです。

民事裁判は、訴訟の当事者が主張し、立証したことだけを、裁判官が判断して判決に反映する制度です。このため、被害者は、各損害額や過失割合の点などについてしっかり立証し、主張していかなければなりません。

ここで、弁護士の主張の組み立てや立証が不十分ですと、同じ事故でも裁判官が認める損害賠償金にあるいは1億円もの違いが生じてしまい得るという、ある意味一般の方には理解しにくい世界ではあるのです。

このように、弁護士選びというものは、一歩間違えると、被害者とその家族の運命を左右するほど重大な問題なのです。

2.弁護士の選び方

では、まずはどの事件類型にも当てはまる、一般的に弁護士を選ぶにあたっての観点を説明します。

(1) 弁護士事務所の立地の便利さ

仮に、その他の点において好条件な弁護士が見つかった場合でも、メールのやりとりや電話での連絡だけでは、示談交渉を進めることは困難です。

弁護士が出張してくれる場合もありますが、例えば、過失割合に争いがあるような場合に、交通事故現場を視察しに来てくれる余裕があるのか、など、実際の機動性の点などについても尋ねた上で判断すべきでしょう。

(2) 対応の速さ

多くの案件を抱える弁護士の場合、想定以上に連絡等が遅いことも考えられます。

実際にメールや電話をした際に、自身が満足できるレベルの対応をしてくれるのかどうか判断しましょう。

(3) 費用体系の明瞭さ

弁護士費用とは、弁護士に対して支払う弁護士報酬と、必要経費等を合算したものになります。このうち、弁護士報酬は2004年から自由化されており、各事務所で違いが生じます。

弁護士報酬は、着手金、報酬金、法律相談料、日当……といった名目で、依頼者から弁護士に支払われる、労働の対価にあたる部分です。

昨今、初回の法律相談料や着手金を無料とする事務所が増えてきていますが、たとえば、示談交渉で終わらなかった場合には、調停や訴訟の着手金に関してはこれが必要となることもあるでしょう。

どのような名目でいかなる報酬の発生があり得るのかについて、当初からわかりやすい費用の説明があり、追加費用の発生の有無やその額につき明らかな事務所を選ぶのが望ましいでしょう。

(4) 弁護士の人柄

依頼者あるいは依頼者の身内の立場に立って事件の処理にあたってくれる弁護士であってこそ頼りになる弁護士と言えるでしょう。

信頼できる弁護士かどうかの判断材料としては、具体的には、依頼者の質問等に専門用語で煙をまいたりせず丁寧に回答してくれるか、まめに報告や連絡をしてくれるか、生活面に至るまでの助言や手助けをしてくれるか、妥協せずに保険会社と交渉をしてくれるか、などが挙げられるでしょう。

また、(3)の弁護士費用についての説明も、それぞれの費目に対してはっきりと理由を述べてくれるような弁護士も、信頼がおける弁護士と言えるでしょう。

逆に、交通事故はその他の損害賠償事件と違い、弁護士が介入するだけで一定の損害賠償額の増額が見込めるという特殊性を持っていることにあぐらをかいて、例えば、過失割合に争いがある事件であるにも関わらず、事故現場に足を運んで証拠集めをすることを怠ったり、挙げ句には、被害者に示談金額について妥協させ、拙速に解決したりしてしまおうとするような弁護士には要注意です。

また、弁護士事務所の空気というものは、知らず知らずのうちに醸し出されるものです。事務員や弁護士に接して、感じが良くないと思えば、その直感に従うべきでしょう。

電話の応対、伝言の不首尾などに関して、相談者がマイナスの印象を覚えるようでしたら、少なくとも相性が良くない証左です。

その他、最低限の事前のリサーチとして、当該弁護士の懲戒処分情報を確認することも考えられるでしょう。

弁護士懲戒処分検索センターのウェブサイトでこれを確認することができます。ただし、依頼者のために尽力した結果、勇み足で懲戒になってしまったような場合もあり得なくはないため、懲戒内容をみて判断する必要はあります。

とはいえ、ネット上の口コミや評判よりも客観度の高い情報として参考になります。

(5) 弁護士の能力

①解決実績を調べる

弁護士の能力の判断のためには、アクセス可能な当該弁護士の解決実績を見るほかないでしょう。

当該弁護士の解決実績を調べるためには、

  • 国会図書館などで、判例データベースを使用して、判決をリサーチする方法
  • 各法律事務所のウェブサイトに掲載されている解決事例を見る

等の方法があり得るでしょう。

裁判を前提に考えている場合は、最終目標は納得のいく判決を獲得することになるわけですから、類似の事案で意義のある判決を獲得した弁護士を探すというのは合理的な選び方といえるでしょう。

判決は、弁護士の法廷での仕事の結果です。そこには、各弁護士の仕事に対する取り組み姿勢が如実に表れているといえるでしょう。

実際に目を通してみて、納得ができるような判例を勝ち取った弁護士と面会し、相談をしてみるというのは、合理的な考え方だといえます。

ただ、アクセスの点でハードルがあることと、判決の分析にもある程度の労力が必要になってくる側面はあるかもしれません。

性質上、クレームなどは掲載されていないケースがほとんどですので、その点の見極めは必要ですが、具体的な過去の解決事例を、被害者のご自身の事件に照らすかたちで参考とすることができます。

また、特に依頼者の直筆で、たとえば、過失割合が下がったことにより示談金が増えた、後遺障害の等級認定によりそれに基づく賠償額を受け取ることができた、など具体的に掲載されていれば、その内容には特に信頼をおけるといえるでしょう。

②交通事故専門の弁護士事務所を探す

そして、一般論としては、交通事故を得意分野として扱っている、できれば、交通事故事件に専門的に取り組んでいるような法律事務所へ依頼するのが安心だといえるでしょう。

交通事故事件の処理のためには、一般的な法律の知識だけでなく、自動車保険、後遺障害に関わる医療分野といった周辺知識が重要だという特殊性があるからです。

保険会社への対応、後遺障害等級取得の見通し、各損害賠償額の妥当性、訴訟提起した場合にはその見通し、など、実際に保険会社との交渉を重ねたり、事件解決を積み重ねたりしていなければ体得できない現場知がさまざまな存在します。

弁護士事務所のウェブサイトの内容に、交通事故関連の記事が多いか、交通事故に関する最新情報が載っているか、などを確認して判断の材料としましょう。

その他、交通事故紛争処理センターの相談担当の弁護士や弁護士会の交通事故委員会に長年所属しているような弁護士、交通事故事件に関する専門的な書籍の執筆歴がある弁護士であれば、交通事故事件に詳しいことが強く推認されるといえるでしょう。

③医療知識もある弁護士を探す

後遺障害等級申請は、交通事故事件の大きな鍵となる場面です。

この点、整形外科などの医師との連携により、豊富な医学的知識を備えている事務所や、特に重症の場合に、医療コーディネーターが治療中から等級取得に向けた医証獲得を意識してサポートをしてくれるような事務所であれば安心です。

適正な等級認定を受けるためには、医療機関と相談をしながら不備のない診断書を作成する必要があるからです。

そうでない場合であっても、どのような後遺障害が認定される可能性があるのか、そのためには等級申請に向けてどのようなことに注意すべきか、など具体的な助言ができる弁護士であれば、交通事故事件に強い弁護士であることが推認されるでしょう。

3.弁護士の探し方

最後に、交通事故に強い弁護士の探し方について、説明をします。

(1) 知り合いの紹介

交通事故にあって実際に弁護士のお世話になった知り合いが太鼓判を押してお勧めしてくれるような場合であれば、非常に信頼できる貴重な情報といえるでしょう。

ただし、そうではなく単にその知り合いの弁護士を紹介されたような場合、実際に面会してみて交通事故に精通しているわけではないと分かったとしても、断りづらくなるということもあり、この点がデメリットとなります。

(2) タウンページで調べる

地元の法律事務所を調べるなどの点で利便性はあり、ひと昔前には一定の需要のある手段でしたが、弁護士の専門性を判断する情報に乏しいというデメリットが大きいと考えられます。

(3) 弁護士会主催の無料法律相談会

いきなり法律事務所に直接行くことが躊躇われる方には、お勧めの手段といえるでしょう。

ただし、デメリットとして、開催が不定期のため、迅速に交通事故相談を行えない可能性がある、ということが挙げられます。

(4) インターネット

ネットを用いて弁護士を探すにあたっては、以下の方法が考えられます。

1つめとしては、弁護士事務所のウェブサイトを直接検索する方法です。

2つめとして、法律ポータルサイトを利用する方法です。

法律ポータルサイトとは、全国から弁護士事務所が登録している弁護士紹介のためのサイトのことです。

このようなサイトは、特定の案件に強い弁護士を容易に探し出せるように工夫がなされており、それらの弁護士の比較が容易にできるというメリットもあります。

ただし、ネット経由の情報だけでは、弁護士の人柄や事務所全体の雰囲気などがわからない、といった点がデメリットとしてあげられるでしょう。

弁護士業界には、いまだ飲食店や病院におけるような網羅的な口コミサイトは存在しないため、いわゆる口コミ情報をネット上で取得するのは、困難です。

Googleマップ上には、多少の口コミが存在することもありますが、絶対数が少ない上に、悪意による書き込みや関係者によるサクラ的な書き込みの可能性といった基本的な危険性が排除できない性質のものといえるでしょう。)

(5) 無料相談の活用

そこで、上記の方法を併せて駆使し、今まで述べた観点をもって、候補先をいくつか選択した上で、あるいは電話での相談を、そしてさらに望ましいのは実際に顔を合わせて相談してみて、最後は自分の感覚で弁護士を判断することです。
昨今は、初回の法律相談を無料とする事務所も多く、これを利用してじっくり比較して決めることが望ましいといえるでしょう。

相談者ご自身で、複数の弁護士に直接会っていく内に、難しいことは分からないなりにも、弁護士の対応の適切さなど、何となく肌で感じるものは存外大きいはずです。

4.交通事故を取り扱う泉総合法律事務所は初回相談無料

このように、弁護士選びにおいては、最後はご自身の人を見る目を信じるしかありません。そして、判断をより正確なものとするためには、やはり、複数の法律事務所に直接足を運ばれることをお勧めします。

法律相談を何度もじっくりと行い、最後に本当に信頼できると確信した弁護士に依頼をするようにしましょう。

交通事故に精通した弁護士が多数在籍している泉総合法律事務所も、初回のご相談は1時間まで無料となっております。サイト上には多くの解決実績やご依頼者様の声を公開しておりますので、是非一度ご覧頂ければと思います。

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